ロンドンフィキシングとは
ロンドンフィキシング(ロンドンフィックス)は、FX市場において1日の取引の基準となる価格を決定するプロセスです。
銀行や金融機関が参加するプロセスで、特定の通貨ペアの取引量を集計し、最終的な価格を決定します。
最終的な価格は毎日変わり、市場の状況や取引量・経済指標の発表など、さまざまな要因によって影響を受けます。
この価格は、特に機関投資家やファンドのポジション決済に使われるため影響力が大きい。フィックス時刻の前後には市場が活発になり、ボラティリティが高まることもあるので重要なポイントとなります。
主に主要な通貨ペアが対象です。
具体的には、USD/EUR、USD/GBP、USD/JPYなどが一般的です。
これらのペアは取引量が多く、流動性が高いため、フィックス価格も注目されます。
注意する時間帯
ロンドンフィキシングは、ロンドン時間16時(夏時間15時)に決定します。
日本時間では夏時間であれば午前0時
冬時間であれば午前1時に行われます。